業務システムの「専門性」の追求

昨年からのコロナ禍で、世の中のいろんなことが変わりましたね。

当社では、テレワークの導入が大きな変化でした。 昨年と今年の新入社員は、新人研修の一部を在宅リモートで実施しました。

新人も、彼らを教育するメンターも、試行錯誤しながら3カ月の研修を終え、先日、研修中の課題として製作した「売上伝票管理システム」のレビューを実施しました。 システムの基本要件と必要な機能のみが提示され、それを実現するための仕様は各々で考えます。 仕様とは、ざっくり言うと、画面のデザインや操作方法、データの格納方法のことです。 同じ要件なのに、出来上がったシステムはそれぞれ見た目も操作性も全然異なります。 初めてお互いが製作したものを見て、いろんな「気づき」があり、彼らにとってとても有意義なレビューになったと思います。

そして研修が終わると、いよいよ配属が決まります。 今年は、全員システム部に所属することになりました。

当社には、システム部・プロダクト部・デザイン部の3つの部署があります。 その内、システム部は、個社から依頼される業務系システムの開発/保守を行う部署です。

さらに、システム部は4つのグループに分かれています。 このグループ分けの目的は、「専門性」の強化です。 その分野のノウハウを持ったスペシャリストを目指します。

サービス/流通グループ(ものを売る業種向け)
サービス業に関わる販売・在庫管理、倉庫入出庫のほか、ショッピングサイトの作成やカスタマイズを行います。

建設/製造グループ(ものを作る業種向け)
建設業、製造業に関わる原価・生産管理や積算等のシステムを作ります。

給与/就業グループ(全業種向け)
会社の基幹システムのうち、勤怠の管理や給与計算に関わるシステムを作ります。 市販のパッケージソフトでは対応できない部分のシステム化やカスタマイズも行います。

人事/労務グループ(全業種向け)
会社の基幹システムのうち、従業員の管理、採用、教育、評価、各種行政手続き等、人事に関わるシステムを作ります。市販のパッケージソフトでは対応できない部分のシステム化やカスタマイズも行います。

受託開発は、お客様から依頼を頂いて、そのお客様のためにシステムを提供する仕事です。 まず、相手の業務を知り、困りごとを聞いて、解決・改善を図る方法を考える。 これってコンサルティングとすごく似ていますよね。

SEやプログラマーが、各々の業態・業種・職種に精通することで、要件の理解が深まり、よりよいシステムを提案できる。各々の知識や経験をより有効に生かすことができる。

システム開発という「ものづくり」において、使う側も作る側も「いいものができたな」と思えるよう、私たちの挑戦は続きます。

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