プログラムを作る~新人社員の研修

どうやって未経験者がプログラムを作れるようになるの?
前回少しお話しました新人社員の研修について書いてみます。
興味のある方はどうぞ。

新人研修は大きく3つの段階に分かれています。

  1. プログラムの作り方と考え方を学ぶ
    まずは、プログラミングの勉強です。ここで最も重要なのは、論理的な思考を身に着けることです。
    Visual Basicというプログラミング言語を使います。
    基本はテキストに沿って自分で進めて行きます。
    分からないところは随時教育係の先輩社員が丁寧に指導します。

  2. データベースを学ぶ
    データを扱う方法を勉強します。
    データベース(DB)とは、データの格納庫です。
    例えば、何かの会員になるには、会員情報を登録しますよね。
    また、ショッピングサイト等では、目的の商品の検索ができたりしますよね。
    それらの会員や商品のデータはDBに格納されています。目的の情報が取出しやすいように分類・整理しておくことが大切です。
    AccessやSQLserverを使い、その方法を学びます。
    また、登録されたデータを変更して更新したり、条件に適ったデータだけを抽出したりする方法も身に着けます。

  3. アプリを作成する
    1と2で学んだ知識を使って、簡単な業務アプリを作ります。
    例えば 顧客や売上の管理システムです。DBの設計から画面設計、プログラミングまで自分で考えながら進めていきます。ここまでで、約2ヵ月です。

  4. 各人に合わせた内容に
    ここまで来たら、状況に応じて研修内容は変わります。
    ちょっと先のお仕事に向けて別の言語を学んだり、あるいは、1~3まではWindowsアプリの勉強でしたが、次はWebアプリについて勉強したり。
    また、新人さんに適当な案件があれば、先輩社員に付いてお仕事に入る場合もあります。
    いずれの段階においても、毎日作業内容の報告をしてもらい、理解度の確認をします。
    理解の浅いところ、誤った理解をしているところを放置せずその日の内に洗い出し翌日には補足・修正することが大切です。
    以上、若干堅苦しい感じになりましたが、最初の第一歩をおざなりにしないことが一人前への近道だと思います。

その他のトピックス

CONTACT US

業務システムの導入・カスタマイズ、
ITやWEBの活用でお困りの企業さま、
まずはお気軽にお問い合わせください。

お急ぎの方はこちら

06-6535-2688

(平日 9:00~17:45)

TOPにもどる