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2017年09月01日

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「ものづくり」の体感~新人社員の研修

9月になりました。
 
4月に入社した新卒社員たちも研修期間を終え、7月から各々のプロジェクトでお仕事に就いています。
6月末に、研修の最終課題として製作したシステムのレビューを行いました。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、ブログに残したいのでちょっと書いておきます。
 
課題は「売上伝票発行システム」。
商品を販売した際の売上伝票の入力・登録と印刷機能を実装した簡易なシステムです。
研修中に習得した知識を総動員し、必要な要件を満たすよう、全ての仕様を自分で考えます。
 
製作の工程
 
要件・条件
 
要件が決まっているので、基本的には似た仕様になるのですが、
作り込んでいく内に、よりよいシステムにするための工夫をする余地が見えてきます。
 
画面が見やすい、操作がわかりやすい、
少ないクリック数で目的を果たせる、
入力の手間を減らせる といったユーザ目線の配慮とともに
プログラムの簡潔さ、メンテナンスの容易さ といった作り手目線の配慮も必要です。
 
新人さんは、自分の力量に合わせて仕様を考えがちです。
ベストはこっちだけど、自分には難しいからやりやすい仕様にしておこう・・・という具合に。
でも、この課題においてはベストを選択するのが前提です。少なくとも設計段階においては。
もちろん時間的な制約はありますから、盛り過ぎはいけませんが。
 
これは、顧客マスタの一覧表示から検索、編集、削除等を行うというごく一般的な機能の画面ですが
4者4様の作りになっています。画面デザインだけでなく、操作面でも大きな違いがあります。
先輩SEとは考え方が違う部分もあり、とても興味深いです。
 
顧客登録画面
 
新人研修の目的は、プログラマーの養成ではありません。
システムという「ものづくり」を自分で体感することです。
 
実際は、自分で要件を洗い出し、設計が出来るようになるのはまだまだ先です。
3年か5年か、10年先かもしれません。
 
それまでは、先輩SEが作った設計書をもとにプログラムを書く作業が主になります。
それを単なる作業とせず、その向こうにある設計者やユーザに意識を巡らせることが
自身の成長に大きく関わってきます。
最初に研修で掴んだ「ものづくり」感覚があれば、設計書や他の人の書いたプログラムを見る時に
いろんなものが見えてくると思います。

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